こんにちは、てくてくです。
すっかり庭専用ブログみたいになってしまいました。
今日は、今年の春に植え付けをして、初心者ガーデナーでも無事開花した宿根草をご紹介したいと思います。
宿根草の植え付け適期は秋なので、来年をイメージしながら秋に宿根草を購入したいと思っています。
宿根草選びの参考になれば嬉しいです。
それでは行きましょう。
ローメンテナンスな宿根草のお庭
宿根草と多年草は違う?
種から花を咲かせ、枯れていくサイクルが1年の植物を1年草と言います。
これは分かりやすい名称ですね。
次に、多年草とは数年にわたって生きる植物のこと。
調べてみると、「多年草」は学術的な分類の名称で、「宿根草」は園芸的な分類の名称でした。
園芸では生育サイクルや用途などで植物を分類しているそうですが、多年草と宿根草はほぼ同じ意味なんだとか。
ちなみに、寿命が多年にわたり、かつ年輪ができるものが「樹木」なんだそうです。
宿根草については、こちらの本が特に分かりやすく勉強になりました。
購入時に気にしたいポイント 宿根草の分類
宿根草の植物を買う時に気になる点といえば、夏越しや冬越しが簡単に出来るかどうか。
海外や高地に自生するの宿根草の場合、日本の夏が苦手なものも多いですよね。
宿根草の分類は、植物にとっても過酷な夏と冬の耐性がわかる優れものです。
分類は以下の通り。
寒さに強い!冬は屋外でOKだけど、夏は弱いかも。
*半耐寒性多年草
寒さに少し弱く、冬は軒下や室内管理がおすすめ。
*非耐寒性多年草
寒さに弱く、室内管理した方が良い。暑さには強め。
近所の花屋さんやホームセンターなら、基本的にその土地に合うものを販売していることが多いと思います。
この分類は、ネットで購入する際に特に参考になるのではないでしょうか。
また、耐暑性・耐寒性に加えて、日当たりも調べて購入しています。
宿根草は1年草に比べて、値段も高めですしね
さらに、冬に葉がなくなるのかどうかも重要。
宿根草だけでお庭を構成した場合、地上部がなくなる冬はどうしても寂しくなってしまいそう。
そのため、休眠期の状態は必ず確認して購入するようにしています。
宿根草の役割
宿根草は毎年咲く、いわばお庭のスタメン的存在。
樹木と同じくらい長生きの宿根草もたくさんあります。
共に年を重ねていく相棒を探すような気持ちで、お気に入りの宿根草を探しています。
いつか大きな株になって、庭の主みたいになって欲しいです
また、宿根草は冬に地上部が無くなるものが多いので、1年草を取り入れたほうが豊かさがでます。
だから、ちょっとした冒険は1年草で。
もし好きじゃなければ、種を採らずに1年でさよならです。
樹木・宿根草・1年草をバランスよく取り入れ、季節感のある庭にしたいですね!
我が家の夏の宿根草
ゲラニウム ケンブリッジ
満開時に写真を撮るのを忘れていて、画像は花が少ないですが…(無念)
この花は、イギリス・ケンブリッジ大学が「暑さ・寒さに強いゲラニウムを作ろう!」と育種されたもの。
イギリス旅行中、ケンブリッジ大学の付属植物園に足しげく通ったてくてくには、大興奮な品種なのです。
そんなゲラニウムケンブリッジの基本情報がこちら。
・フウロソウ科の耐寒性多年草(冬季は落葉)
・草丈15~20㎝でマット状に広がる。
・株張30㎝
・日向~半日蔭の水はけの良い場所に植え付ける。
(我が家では半日蔭に植え付けました。植え付け時に腐葉土・牛糞を混ぜています。)
・開花は5~8月(地域による)
一時期は30本くらい花芽があがっていて、切り花としても楽しみました。
お花のアップはこんな感じ。
大人可愛い色合いです!
我が家では4月中旬に植え付けて、5月~7月15日現在まで咲いています。
どんどん花が咲くので、開花中は花が途切れることがありませんでした。
そろそろ花はなくなりそうですが、花後切り戻せば2番花も期待できるとか。
お花1つあたりの観賞期間は短く、地植えのままでも切り花でも1・2日で萎れてしまいます。
手のひらにある右の花が今日咲いたもので、左が昨日咲いた花です。
昨日の花は、ちょっと色あせているのが伝わるかと思います。
花が終わったら、スルッと花弁だけ落ちます。
多湿が苦手なので、開花後は切り戻しすると良いとありました。
我が家のゲラニウム ケンブリッジは切り戻しするところがわからず、花茎を切っただけです。
植えてみて良かった点は、草丈が低いので邪魔にならないこと。
花が上品なローズピンクで、しかもたくさん咲いたことです。
冬は落葉するらしいので、今後どのような枯れ方をするのかご報告したいと思います。
↓↓冬の姿はこちらの記事へ
ゲラニウム 芳香種 ケンブリッジ 3号ポット苗 イングリッシュガーデン 香り 宿根草フウロ草 ゲラニューム
宿根アマ (リナム ペレンネ / ペレニアル フラックス)
こちらは、かなり爽やかなブルーのお花です。
楽天市場で一目ぼれして、購入した宿根草です。
・アマ科の耐寒性多年草(温暖地では2年草扱い)
・草丈40~60㎝
・水はけ・風通しのいい場所(暑さは少し苦手)
・開花は5~6月(我が家では7月現在も開花)
この宿根アマは朝「咲いた~」と思ったら、昼過ぎには散っています。
つまり、生け花には向きません。
花の色が一番濃く美しいのが朝で、昼にかけて色あせてきます。
こちらが昼前の花の様子。
最初の写真に比べて、かなり色あせています。
早起きして楽しむしかない…
風に揺れる様子がとても涼やかで、爽やかな気持ちにさせてくれる花です。
葉自体も細くて、草丈は50㎝くらいですが、圧迫感がまるでありません。
宿根アマ1株だけだと土が丸見えなので、群生させるか混植が良かったなぁと思っているところです。
涼しいやせ地に自生する植物だそうで、甘やかさず放置しています。
比較的寿命の短い宿根草ですが、こぼれ種で更新可能。
土地に合えば勝手に増えてくれるらしい。
春先にポット苗を購入したのですが、7月現在は苗は売られていないようです。
見た目はかなり好きなので、種から育てようか迷い中。
種からなら、9・10月の秋撒きが良いそうです。
桔梗
さて、桔梗は我が家の中では古株でして、もう何度も登場しました。
といっても、ガーデニング歴が浅いので、まだ3年目です。
年々花芽が多くなり、日本に自生する植物の安定感と強さに感動しています。
今年の咲き始めはこんな感じ。
上から見ると…
見事にお日様に向かって咲いています。
画面右側が道路、左側に家の窓があるのですが、桔梗の背中(?)しか見えません。
徐々に咲き進むにつれて、窓からも桔梗の正面が見えるようになりました。
これは矮性の桔梗なので、小さなスペースにもおすすめ。
風に揺れる感じはないので、従来の背が高くなる桔梗もいいなぁと思ったり。
白い桔梗も気になっていて、来年スペースがあれば植えたいと考えています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
まだまだガーデニング初心者のてくてくですが、すでに宿根草の魅力にハマっております!
1年草はどんどん咲いて綺麗だけど、生き急いでいる感じで、見ていて少し落ち着かないのですが…
宿根草は緩やかな成長速度と落ち着いた雰囲気で、心を和ませてくれます。
また、どことなく高級感があるのも魅力。
今後も育ててみた感想を書いていきたいと思いますので、ぜひお立ち寄りくださいね。
それではまた明日。
今回ご紹介した植物のその後はこちらから↓↓
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