こんにちは、住友林業で3LDKの注文住宅建設中のてくてくです。
前回は内装についてご紹介しました。
最近、いよいよ引き渡し間近というタイミングで、玄関側の外壁に妙なものを発見しました。
今日は、その妙なもの、つまりトラブルについてです。
トラブルの原因はエアコンの隠蔽配管です。
結論から言うと、隠蔽配管を検討している方、特にエアコンを持ち込みにしようとしている方、お気を付け下さい!という記事です。
また、外壁についても少しだけご紹介します。
それでは行きましょう。
外壁 シーサンドコートの利点
まずは外壁ついて少しだけご紹介します。
てくてく夫婦が計画した時は、シーサンドコートとサイディングどちらも標準装備でした。
営業さんがサイディングを勧めてきたため、当初はサイディングの予定。
サイディングは、雨で汚れが落ちるというのがとても魅力的。
塗装を吹付した家って、経年劣化で窓下や空気孔の下が黒ずんでいるイメージありませんか?
てくてくはそんなイメージだったので、吹付の見栄えがいくら良くっても、サイディングにしようと思っていました。
しかし、建築士さんにシーザンコートを勧められ、結局シーサンドコートにしました。
営業さんと建築士さんで意見が異なるのは意外でした。
ちなみに、タイルは部分的に入れようか検討しましたが、外観に上手く取り入れられず、費用もかさんだため却下しました。
建築士さんがシーサンドコートを勧める理由は以下の通り。
*塗装材料の質が良いので、昔の吹付のように汚れが目立つことはない
*汚れや破損があった時、修理しやすい
サイディングは継ぎ目ができるので、どうしても継ぎ目のせいで安っぽく見えてしまうのだとか。
安っぽさうんぬんについては、正直てくてくにはわかりません。
専門家がそういうならそうなんだろう~って感じです。
また、サイディングは継ぎ目から傷んでいくので、修理を余儀なくされることが多いのだとか。
さらに、修理費用も結構かかるとのこと。
タイルみたいにダメになったところだけ交換するイメージでしたが、サイディングはそうはいかないらしいです。
吹付の場合、最悪汚れてもそのままにしておけるのも利点。
見た目についてはともかく、管理・維持の観点からてくてくの家はシーサンドコートを選択しました。
塗りなおしに関しては、将来に備え積み立てをしようと思います。
カラーは限りなく白に近いグレー。
シーサンドコートⅢLSのラフ仕上げ、品番はSULS-03。
少し暗めに移っていますが、遠目でみると完全に白色でした。
新築らしい、晴れ晴れとした印象!
外壁の締め色として、窓サッシはブラウンを選択しました。
家の顔はどこ?
注文住宅を建てる時、間取りをある程度決めたら、窓の位置を決めていきます。
窓は内観だけでなく外観とも直結するため、非常に難しく重要な決定事項。
窓の配置によって、家の雰囲気が変わってきます。
特に、「家の顔」と言われる一番良く見える面は、家の表情を決める重要な面です。
てくてくの家は、東側に道路が面しているので、東側が家の顔。
そのため、東側は窓の位置をかなり重視しました。
その分、周りからは見えにくい側面は、配管やエアコンの室外機を持ってきたり、窓の位置がバラバラになったり。
建築士さんもかなり気を遣っていて、打ち合わせでかなりの時間を割いて決定しました。
「家の顔」に余計なものを置かないようにすると、顔側にある部屋のエアコンは隠蔽配管にするというのも選択肢にあがります。
エアコンの隠蔽配管について
隠蔽配管のメリット・デメリット
隠蔽配管のメリットは、やはり室外機の場所を選べるということでしょうか。
玄関や庭に室外機を置かなくて住むので、空間を有効活用できます。
デメリットは、隠蔽配管したエアコンを交換する時も、住友林業に頼まなくてはならないという点。
勝手に買い換えて、電気屋さんに付け替えてもらうということが出来ません。
ただ、エアコン本体は住友林業がまとめて購入したのもを販売しているので、電気屋さんで買うより少し安かったです(地域によっては違うかも)。
ちなみに、住友林業の方に隠蔽配管について聞くと、当然ながらデメリットはあまり教えてくれません。
隠蔽配管にすればメンテナンス含め、住友林業にずっとお金を払うことになるので、かなり勧めてきます。
デメリットは他にも色々あるようですが、それが分かっても隠蔽配管にしたいという方は多いようですね。
隠蔽配管は魅力的ですが、故障や交換時などの費用も含めて要検討です。
隠蔽配管にした場所
てくてくは、今後のメンテナンスを考えて隠蔽配管に懐疑的だったのですが、夫は隠蔽配管のカッコよさに惚れ込んでしまいました。
協議の結果、道路側の東と庭に面した南は室外機を置きたくないという結論に。
最小限の隠蔽配管にしようと、隠蔽配管は3か所に絞りました。
和室・ダイニングキッチン・洋室Bの3か所です。
エアコン・室外機の設置場所は、赤い四角の部分。
室外機は西と北に集約しました。
こうして見ると、室外機の場所を集約できてスッキリした印象になります。
南側の庭を有効に使えるので、隠蔽配管の効果は凄い!
寝室と洋室Aは、将来エアコンを設置する予定。
室外機を置く場所も近いため、隠蔽配管にはしませんでした。
隠蔽配管の真の実力は、今後エアコンの交換時に分かることでしょう。
エアコンを持ち込む場合
隠蔽配管のエアコン3台のうち、1台は施主支給にしました。
隠蔽配管はエアコン機種の制限がありますが、手持ちのエアコンでも対応してもらえます。
新居への移動・設置も住友林業で。
設置費用は別途かかりますが、エアコンを買うよりは安いです。
施主支給のエアコンの設置場所は、1階の和室。
当初は、2階の洋室Bに持ち込む予定でしたが、エアコンの配管の長さが足りず1階の和室になりました。
設置場所や対応機種かどうかは、かなり早い段階で建築士さんに確認を取っていました。
今振り返って思うと、施主支給は機種によっては制限がかかるためおすすめしません。
持ち込みのエアコンは購入して1年なので設置しましたが、これが問題の火種となってしまったのです。
問題の外壁
さて、問題の外壁です。
これは、打ち合わせ時にあれほど時間を割いた東側の外壁の写真です。
東側は「我が家の顔」・玄関にあたる場所なんです。
外壁を覆っていた足場とカバーが取れて、初めて気付きました。
なぜこんなもんが?
ひょっとこみたいな間抜けな口が付いてしまったのか。
説明なしに取り付け?!
見るからに、その妙なものは取り返しがつかない場所についています。
構造的に、取ったり移動できそうにない感じ。
聞いてなかったので、さすがにクレームをいれました。
しかし事情を説明してもらうと、「すでに説明したと思うんですが…」との返答。
確認してみても、最終の図面にも一切載っていません。
よくよく聞くと、棟上げの立ち合いの時に、夫が現場監督さんから聞いていたそうなんです。
ただ、「外壁にこんなものが付く」という説明ではなく、室内から指さしながら「エアコンの配管がここに来ます」という説明だったとか。
良く分からない夫は、隠蔽配管だから壁の中の話だと思ったそうです。
まさか外壁につくとは思わなかったらしい。
お互いに説明不足・理解不足です。
てくてくは産後すぐだったため、現場にはいませんでした。
夫婦2人で聞いていたら少しは気づけたのかな~とか、後悔は尽きません。
一応聞いていたということになるので、どうしようもないのかな。
理由は持ち込みのエアコン
妙な口の原因は、施主支給のエアコンでした。
営業さんから聞いた話だと、「持ち込みのエアコンが高性能だから…」という返答。
しかし、それでは納得できません。
なぜ、よりにもよって東側に取り付けたのか。
なぜ、南側や北側ではいけなかったのか。
詳しい説明を求めると、通常のエアコンには配管が3本なんだそうですが、持ち込みのエアコンは配管が4本。
余分の1本は、5メートル以内で外に出さないといけないそうです。
図面をもう一度見てみると、★が問題の口があるところ。
しかし、南も北も5メートル以内です。
さらに聞いてみると、配管をクネクネさせて外に出すのは宜しくないから、直線で出せる東側にしたそうです。
施主支給だからとにかくどうにかしなければと思い、そうしましたとのこと。
それならそうと、もっと早く相談してくれれば良かったのに。
随分前からエアコンの機種は伝えていたので、もっと早く分かったことなのでは?と思わずにはいられません。
解決案
完全な解決とはなりませんが、口を隠すカバーを付けることになりました。
物はこんな感じ。
南側にあるその他のカバーがブラックなので、揃えてブラックにしました。
我が家は窓サッシがブラウン(遠目からみるとほぼブラック)なのですが、カバーやサッシといった壁の付属品はカラーを揃えるのがセオリーだとか。
外壁は白いので、遠目から見るとほくろみたいに見えます。
ブラックが嫌なら、ホワイトシルバーというカラーもあるそう。
カタログも見せてもらいましたが、シルバーだとキラッと光りそうだなと思いブラックにしました。
問題の東側には、植栽も手配する予定。
不本意ではありますが、植栽を植えたら目立たなくなるかもしれません
なるべく植栽に目がいく用に工夫したいと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
引き渡し間近で、まさかのトラブル発生。
我が家では、今のところ一番のトラブルでした。
持ち込みのエアコンについて深く考えていなかったので、こんなトラブルがあるとは思ってもみませんでした。
ずっと玄関側に残るものですし、直せるものなら今すぐにでも直して欲しい。
エアコンに関しては何度も打ち合わせ・確認を繰り返していたので、本当にガッカリです。
いくら説明したと言われても、もっと早くに気づいて話して欲しかったですね。
持ち込みに関しては、いくら気を付けてもいいと感じました。
また、軽い説明を受けた時も要注意。
説明した方からしたら軽~いことでも、こちらからしたらとんでもないことの可能性もあります。
今後も気を付けて、見守りたいと思います。
それではまた明日。
コメント
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