こんにちは、てくてくです。
以前、間取り決定のポイントをお話しました。
↓↓前回の記事はこちら
おおむね希望通りの間取りとなったてくてく家。
「100点満点の家は建てられない」とよく聞きますが、てくてく家もそうです。
残念ながら、構造上の理由で断念したことがいくつかあります。
間取りを決める上で、叶えられなかったことを書きたいと思います。
今日のテーマは「トイレ」です。
それでは行きましょう。
階段下トイレのデメリット
こちらは、前回もお見せした1階の間取り図です。
トイレは玄関入ってすぐ、階段の下に収まるように設置しました。
階段下の設置は、夫の希望です。
天井は一番低い所で180㎝くらい。
夫婦ともあまり背が高くないので、高さの問題はなし。
便器の上のあたりに来るので、座っていれば気にならないですよ
建築士さんからもOKを貰いました。
階段下を希望した理由は、夫が階段下収納を嫌いだから。
中腰でものを出し入れしたくないそうです。
また、天井が斜めになっていて、置くものに困るのも理由の一つ。
これは、ハウスメーカー決定前から言っていたこと。
てくてくはどちらでもいいので、夫の希望を通すことになりました。
しかし、階段下のトイレはは後々を考えるとおすすめできません。
トイレが将来広くできない
打ち合わせもかなり進んできたところで、夫がトイレを広くしたいと言い出しました。
なんでも、会社の先輩にトイレを広くするよう勧められたとか。
子供のトイレトレーニングや介護を考えると、トイレは広いに越したことはない。
確かにそうです。
てくてく的には、今居る賃貸のトイレよりは広いので、そのままでも良いような気がしていました。
しかし、言い出すと聞かない夫。
建築士さんに相談すると、
階段下のトイレを拡張することは、構造上難しいです
何故かというと、
当然ながら左の階段側は拡張できない。
玄関側の収納を右にずらせば…と思いましたが、こちらも2階の階段の構造体が入るため難しいそうです。
もしトイレを広くするのであれば、位置を変更する必要があります。
しかし、他の部屋は動かしたくなかったので、トイレはそのままにすることにしました。
2階のトイレ 手洗いカウンター
2階のトイレは標準サイズでいいと考えた夫。
しかし、今度はてくてくの希望で、またもや建築士さんを困らせました。
住友林業の標準トイレは、1階がタンクレスっぽく見えるタンク付きトイレ。
省スペース手洗いカウンターが標準で付きます。
※画像は住友林業のパンフレットを撮影したものです。
2階はタンク付きのトイレ(タンク上に手洗いスペースがあるタイプ)と、収納棚(下の画像の白い収納棚)が付いてきます。
てくてくは、2階にも蛇口が欲しかったので、1階と同じ手洗いカウンターを付けることにしました。
①2階行う趣味(絵画)に、水が必要。
②2階でもお湯を沸かしたい。
③掃除用の水を、1階から持って上がりたくない。
ここで夫も希望が出てきたようで、どうせならトイレの外に洗面カウンターを置きたいと言い出しました。
洗面として使うのであれば、階段ホールなどみんなが使える場所に置きたいんだそうです。
もっともな意見です。
寝室も近いので、ついでに歯磨きや洗顔をしたいのだとか
トイレにある省スペース手洗いカウンターを、トイレ出てすぐの壁に置くことは可能。
トイレの外に手洗いカウンターを置く場合、問題は2つ
*省スペース手洗いカウンターでの歯磨きや洗顔は難しい。
手洗いカウンターの洗面ボウルサイズはこちら。
頭が上の棚にぶつかるそうです。
たしかに、洗面としては狭い。
ちなみに、上の棚は取り外しできない規格。
それなら洗面化粧台を置こうかと思いましたが、
広さ的に難しかったです。
2階ホールが広いお宅なら大丈夫かも。
その後、省スペース洗面カウンターの場所については、4つの案がでましたが合意には至らず。
②トイレ前く→トイレのドアの干渉が危ないため却下。
③ホール→
ホールを拡張しなければならず、1階からあがる階段の天井が低くなるので、頭をぶつけてしまうからできないとのこと。
④施主支給の洗面台→手配がとにかく面倒。何かあっても補償なしです。
また、省スペース手洗いカウンターの方がコンパクトだったため却下。
ということで、省スペース手洗いカウンターをトイレ内に置くか、トイレを狭くしてトイレ前に置くかの2択になってしまいました。
1階であれほどトイレを広くしたいと言っていた夫ですが、手洗いカウンターをホールに置けるなら、2階は狭くてもいいとのこと。
しかし、手洗いカウンターをホールに置いても、洗面も歯磨きも出来ない。
ということで、当初の予定通りトイレ内設置で決着がつきました。
*参考価格*
2階トイレの標準の収納棚は1万1,950円。
省スペース手洗いカウンターは8万9,962円。
2階のトイレタンクの上に手洗いが必要なくなったので、
タンクの上を陶器の蓋に変更し1,440円の減額となりました。
結果、実質7万6,572円での設置となります。
広い家なら、余裕で洗面化粧台が置けたのになぁと思ったてくてく夫婦でした。
トイレタンクの上に陶器の蓋を付けると、わずかに減額できたのは予想外でした。
てくてくは、ここにお花でも飾ろうかと企んでいます。
最後に
・階段下のトイレは、将来拡張できないデメリットあり。
・トイレの省スペース手洗いカウンターは、トイレの外にも置けます。
置き場所は制約あり。歯磨きや洗面はできないサイズです。
・省スペース手洗いカウンターの価格は8万9,962円。
収納棚の代わりに設置するので、実質7万6,572円で設置可能です。
・タンク付きトイレの手洗いを陶器の蓋に変えると、1,440円減額できます。
いかがでしたでしょうか。
トイレって掃除もめんどくさいし、てくてく的には興味のない場所でした。
しかし、一生住む家を考えた時には、結構重要なポイントだったようです。
料理をしない人はいても、トイレに行かない人はいないですから。
残念ながら希望が叶わなかったり、妥協したこともあります。
しかし、今居る賃貸よりはいいトイレ!
楽しみにしたいと思います。
それではまた明日。
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