こんにちは、てくてくです。
今日は、YouTubeなどでも人気のゲウム(西洋ダイコンソウ)についてご紹介したいと思います。
この記事は、本来、前回の2年目宿根草のおまけの予定でした。
しかし、魅力を語ると長くなるし、読みにくい記事になるかも?と思い、別枠で設けさせていただきました。
今回は、ゲウムマイタイ・ゲウムフレームオブパッション・ゲウムプリティーコートピーチの3品種をまとめてご紹介します。
品種選びの参考になれば嬉しいです。
それでは行きましょう。
ゲウム基本情報
別名:西洋ダイコンソウ
葉っぱが大根に似ているので、ダイコンソウ。
大根と同じアブラナ科ではありません。
・バラ科ダイコンソウ属の耐寒性多年草(冬は常緑~半常緑)
・原産地はヨーロッパ南部など
・高温多湿が苦手なので、午後から日陰になるところがおすすめ。
・日本でもダイコンソウの仲間が分布していますが、園芸では主にヨーロッパで改良されたものが出回っているそうです。
かわいい新入り宿根草 ゲウム3種を比べてみました
3品種どれにも言えることですが、色合いがとにかく可愛いんです。
高級感のあるニュアンスカラーで、早春~初夏のお庭のグレードアップに一役買ってくれました。
秋~冬の育てやすさは、★5つです!
寒さにとても強いので、基本・放置でOKでした。
それでは、それぞれの詳細をご紹介します。
ゲウムマイタイ
ゲウムマイタイという、おしゃれな名前の宿根草はご存じでしょうか?
カクテルの名前がついた、ゲウム カクテルシリーズの品種の一つです。
花びらは、アプリコット色からだんだんピンクに変わっていきます。
てくてくはYouTubeで初めて知り、画面越しに魅了されてしまい、必ず植えたいお花の一つでした。
そんなゲウムマイタイも含まれる、カクテルシリーズの詳細はと言いますと…
従来のゲウムよりコンパクトな株姿。
・日向~やや半日陰
・ 草 丈 は30~40cm
・ 株張り は 30~50cm
・耐寒性&耐暑性 : 強
・ 開花は春~初夏
おぎはら植物園さんで購入したのですが、いつも品切れで一苦労でした。
植えた場所は、午後から建物の陰になる東の庭です。
日向の方が花付きは良くなるそうですが、真夏の高温多湿を避けるため、1日中日の当たる場所は避けた形に。
そのまま植えたものと、盛り土をした場所と2か所植えました。
水はけが良いからか、盛り土をした株の方が開花が早く、花数も多い気がします。
そのまま植えた株は、盛り土に比べると花上がりも遅め。
盛り土をした株は4月入ってすぐ、そのまま植えた株は4月中旬に入ってようやく花を咲かせてくれました。
咲いて数日経つと、オレンジ味のあるピンクに変わります。
これもまた素敵。
カクテルシリーズの名に恥じない、美味しそうな色合いです(笑)
大株になることを期待しています。
ゲウムフレームオブパッション
ゲウムフレームオブパッションは、ゲウムマイタイと同じカクテルシリーズの一つです。
フレームオブパッションは、南側の庭に植えました。
真夏の直射日光は少し心配なので、昼間は常緑ヤマボウシの木陰になりそうなところに。
ゲウムマイタイより朝晩の寒暖差が大きい場所に植えたのですが、霜も雪もへっちゃら。
冬の寒さにしっかりあてることが、開花させるポイントなんだそうです。
実際、フレームオブパッションの方が、ゲウムマイタイより早く開花しました。
真夏さえ乗り越えてくれれば、これほど心強いものはありません
お花は上品さと暖かさの同居する、優しい赤です。
こちらも秋にポット苗を植え付け、翌春3月に開花。
まだ寒い3月中旬に、この赤がとても素敵なんです。
特に期待してなかったので、窓から見えないところに植えてしまったのを後悔しています。
実はゲウム・マイタイ以上に気に入ってたりします。
葉っぱは…正直ゲウムマイタイと違いがわかりません。
花がなくなったら名前がわからなくなりそうなので、別の場所に植えてよかった。
3月~4月中旬の現在も、休むことなく咲き続けています。
ゲウムプリティーコートピーチ
プリティーコートピーチは、パティオシリーズというゲウムです。
しかし、パティオシリーズについて検索してみても、プリティーコートピーチ以外のゲウムは出てきませんでした。
どういうシリーズなのか、気になるところです。
完全に想定外の買い物で、ホームセンターで600円台、あまりの安さに3度見しました。
存在は知っていたのもの、ネットだと1500円超える高価な苗なんです。
植える場所もないし、買った時はまだ花がなかったので、様子見で鉢管理としました。
切り花で黒花フウロと一緒に飾ったり。
ゲウムプリティーコートピーチ、可愛すぎじゃありませんか~
見た目はゲウムマイタイとよく似ていますが、実物は名の通りプリティーで少女の雰囲気。
優しい黄色~ピンクまで色幅があり楽しめるので、1株だけ選ぶならプリティーコートピーチが良いかも。
春先につぼみがついた状態のものを買ったせいか、花あがりは抜群!
来年以降、カクテルシリーズの2つと成長に差が出るのか気になるところ。
まだ真夏を経験していないので、どの程度耐暑性があるのかも気がかりです。
ゲウム(西洋ダイコンソウ):プリティーコートピーチ6号鉢植え
最後に
いかがでしたでしょうか?
カクテルシリーズを含む、人気の3品種を育ててみた感想をお届けしました。
秋~春まで育てた感想は、ほったらかしでOK!な上に、花がめちゃくちゃかわいい!
ビオラなどの定番一年草も大好きなのですが、それらに比べてなんだか高級感があるんですよね。
色合いも微妙なニュアンスカラーで、一株でおしゃれ。
てくてくの地域では常緑で冬を越すので、存在を忘れずにいられるのもポイント高かったです。
個人的には、マイタイは大人カジュアルな庭の名脇役、フレームオブパッションはアンティークな庭のアクセントになる。
プリティーコートピーチは、春らしい夢かわな庭の主役になりそうだと思いました。
3品種を選ぶ際の参考になったら嬉しいです。
問題は、夏を越えられるかどうか。
今後もゲウム3姉妹に動きがあり次第、当ブログでご報告したいと思いますので、またいらして下さいね。
それではまた明日。
↓↓夏越しについての結果発表はこちら
コメント
[…] 話題のゲウムマイタイ!カクテルシリーズを含む3品種を植えてみたゲウム… […]
[…] 話題のゲウムマイタイ!カクテルシリーズを含む3品種を植えてみたゲウム… […]