こんにちは、てくてくです。
2023年もあと2カ月ということで、今年も「植えて良かった宿根草・低木5つ」というテーマで書きたいと思います。
※書いている途中で忙しくなり、気づけば4月になっていましたww
2024年4月の情報を加筆修正して公開しました。
昨年も同じようなテーマで総括をしているので、宜しければ読んで下さいね。
それでは行きましょう。
植えて良かった!おすすめしたい宿根草・低木
アネモネ ‘ワイルド スワン’
キンポウゲ科 耐寒性多年草 冬季落葉種
学名:Anemone ‘Wild Swan’
原産:北アメリカ
花期:初夏~晩秋
花のサイズ:5㎝程度
草丈:30~50cm前後
株張り : 40~60cm前後
置き場所:やや半日陰
耐寒性:強い
耐暑性:普通
アネモネ ワイルドスワンは、初夏から晩秋まで咲く四季咲き性を持つ新ハイブリッドの「スワンシリーズ」の1つ。
スワンシリーズはシュウメイギクと原種ルピコラの交配種と言われています。
年々種類が増えていますが、てくてくが好きなのはワイルドスワン。
和洋どちらもOKな上品な佇まい、とにかく素敵なんです!
とはいえ、実はワイルドスワンは2度も購入して、待望の開花は、お迎えして2年目でした。
最初の1株は、秋に地植えをし、春の芽出しのタイミングでヨトウムシにやられました…
リベンジの2株目は、昨年初夏に購入し、オルトランDX+鉢で管理するも開花せず。
同年秋に地植えをし、ついに今年の初夏に開花しました!
あまり花に興味のない夫も、「なんか可愛い花が咲いている」と言いに来たくらいです。
開花は2カ月ほどポツポツと咲き続け、真夏は一旦お花は休憩していました。
地植えした場所は、1年を通して朝だけ日が当たる、ほぼ日陰ゾーン。
アネモネ ワイルドスワンは高温多湿が苦手なので、枕木でレイズドベッドを作りました。
2023年は真夏の水やりをよく忘れましたが、元気だった点もおすすめポイントです。
こちらの日陰ゾーンでは、クロモジやヤマアジサイ、エゴポディウムなども良く育っています。
1点欲を言うと、ワイルドスワンの魅力は何と言っても、斜め後ろから見た姿だと思うんです。
我が家のワイルドスワンは、窓から庭を見ると白い顔(正面)しか見えないんですよね。
「バラを境界線に植えると、みんなお隣を向いて咲いてしまった…」という体験談はよく聞きますが…
ワイルドスワンはお隣に向いて咲いた方がいいかも(笑)
これから植えられる方は、お花の向きも考慮に入れられることをお勧めします!
株も大きくなり、来年はもっと咲いてくれると期待の宿根草です。
ムラサキツユクサ‘スイート ケイト’
ツユクサ科 宿根草(耐寒性多年草)冬季半常緑~落葉種
学名: Tradescantia ×andersoniana ‘Sweet Kate’
原産:北アメリカ
花期:初夏~晩秋
花のサイズ:5㎝程度
草丈:30~50cm前後
株張り : 30~60cm前後
置き場所:やや半日陰
耐寒性:強い
耐暑性:強い
ムラサキツユクサというと、昔からある園芸品種ですよね。
このスイートケイトという品種は、黄金葉に紫の花というコントラスト強めのツユクサです。
ムラサキツユクサは知っていたものの、当たり前すぎて候補に入れていなかったのですが…
超有名園芸youtuberのカーメン君の個人庭で、この宿根草がとても素敵に植えられているのを拝見しまして。
ムラサキツユクサは、8:45くらいで登場します。
てくてくがブログでチマチマ書かなくても、これを見たらきっと植えたくなる…と思います(笑)
お迎えしたのは、2023年の3月。
初年なので、アネモネ ワイルドスワンの隣で鉢管理をしていました。
ところが、晩秋に定植しようとしたら、鉢から根が出て動かせなくなっていました。
真夏を除いて、初夏・秋と咲きましたし、かなり強靭な宿根草で間違いないでしょう。
2023‐24年の冬は暖かったせいか、常緑のまま冬を越し、春に地植えしました。
2024年4月現在の様子です。
アストランティア ‘ローマ’
セリ科の耐寒性多年草(冬季半常緑~落葉種)
学名: Astrantia major‘Rome’
原産:ヨーロッパ
花期:初夏~秋
花のサイズ:3~4㎝くらい
草丈:50~70㎝
置き場所:やや半日陰
耐寒性:強い
耐暑性:暖地では夏に風通し・水はけ良く管理
昨年の同様の記事で、「残念だった宿根草」として紹介しておりましたが…
2023年は開花しました!
予想通り、とてもキレイでした~
ただ、雨続きの時期に咲いたので、いい写真が撮れておりません汗
2024年には芽もたくさん出ていますので、やっと本領発揮してきそうな予感です。
レイタータイム
シソ科の耐寒性常緑低木
学名:Thymus ‘Reiter’
花期:5~8月
花のサイズ:5㎜~1㎝くらい
草丈:5~10㎝
置き場所:日向
耐寒性:強い
耐暑性:暖地では夏に風通し・水はけ良く管理
お次に紹介するのは、グランドカバーのレイタータイム。
レイタータイムは、グランドカバー用に品種改良されたタイムです。
グランドカバーとしては、同じタイムの中ではピンクのお花畑になるクリーピングタイムが有名だと思います。
ただ、クリーピングタイムは花期が他の宿根草の時期と被ることもあり、あまり目立つのもなぁ…と感じていました。
そして、ホームセンターで見つけたのがレイタータイムです!
冬は枯れたようになるグランドカバーは結構多いですが、レイタータイムは冬も緑がキレイなままです。
みっちり生えてくれるので、雑草抑止力は申し分なしです
2株購入し、1日中日向の別々の場所に植えました。
新築時の真砂土のままだった場所に、バークたい肥(土壌改良)とオルトランDX(害虫対策)、大粒のマグァンプK(緩効性肥料)を使って植え付けました。
大粒のマグァンプKは約2年効くそうで、庭を始めてからずっと植え付け時に使っています。
まずは株①です。
最後の写真は、うっかり車で轢いた翌日です(笑)
枕木花壇はズレてしまいましたが、レイタータイムはピンピンしています。
コンクリから出た部分はたまにカットしますが、お手入れは確か半年に1回くらいだったかな?
続いて株②
思ったほど暴れません。
じわじわ広がるので、扱いやすいです
また、クリーピングタイムは花期にミツバチが来るらしいですが、レイタータイムは花に蜂が来たところを見ていません。
小さなお子様がいる家庭でも安心ですね。
また、地面に切った枝を刺しておけば増えます。
※最初の植え付けにバークなど色々使いましたが、何も入れていない場所でも根付いて広がっています(笑)
待てる人は1株買って挿し木で増やしてもいいし、急ぐ人は数株買うのがおすすめです。
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ツルハナシノブ‘シアウッド パープル’(クリーピングフロックス)
ハナシノブ科 多年草(耐寒性多年草)冬季常緑~半常緑種
学名: Phlox stolonifera ‘Sherwood Purple’
原産:北アメリカ
花期:春~初夏
草丈:10~20㎝
株張り : 30cm以上(這って広がる)
置き場所:日向~やや半日陰
耐寒性:強い
耐暑性:強い
フロックスには、暑さに弱い1年草タイプと夏を越す宿根草タイプがあり、このツルハナシノブは宿根草タイプです。
お迎えしてから、実は3年も経っていました。
過湿は苦手らしく乾かし気味に育てましたが、昨年の夏を振り返ると、強い乾燥もあまり強くなさそう。
真夏の水やりをのぞけば、基本ほったらかし、春以外は地味で目立たない宿根草です。
這ってどんどん増えますが、他の宿根草とケンカしない増え方なので花壇の中でも育てやすいです。
何と言っても開花時の明るい紫色と、シンプルな花の形がキレイです。
扱いやすさと可愛さに惚れ、庭のあちこちに植えました。
我が家では日向もほぼ日陰もOKでした。
スペースがあまりないお庭にもおすすめです
最後に
いかかでしたでしょうか。
公開が遅くなりましたが、2023年の総括として、植えて良かった宿根草5つをご紹介しました。
アネモネワイルドスワンとアストランティアは、苗によっては開花まで気長に待つ可能性はありますが、待ち甲斐のある宿根草です。
ムラサキツユクサは頼れる強健種、レイタータイムは冬もキレイな緑のグランドカバーを探している方にはピッタリです。
ツルハナシノブは春の花壇をお花いっぱいにしたいけど、スペースやメンテナンスに不安がある方にもおすすめです。
どれも育てやすい宿根草ばかりですので、気に入ったものがあればぜひ育ててみて下さいね。
最近はブログ更新がスローペースとなってしまいましたが、今後も実体験をもとにおすすめの植物などをご紹介できればと思っています。
またどうぞいらしてくだされば、大変嬉しいです!
それではまた。
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