こんにちは、てくてくです。
前回に引き続き、母親学級参加レポートをしたいと思います。
↓↓前回の記事はこちら
前回、助産師さんから伺った、母乳のメリット・デメリットをお伝えしました。
メリット・デメリットは以下の通り。
【赤ちゃんサイド】
*母乳(初乳)を介して免疫がもらえる
*ママと密着できて安心
*顎の発達を促す
【ママサイド】
*子宮の回復が早くなる
*赤ちゃんとの愛着形成が進む
*経済的
【赤ちゃんサイド】
*母乳を介してウイルスが感染することがある
(成人T細胞白血病やB型肝炎など)
*ビタミンKが不足しやすい
(ビタミンKが不足すると、出血しやすくなります。)
*汚染物質を移行する恐れ
【ママサイド】
*飲んでいる量が分からない
*外出先の授乳場所を探すのが大変
*お乳のトラブルを起こしやすい
(乳頭亀裂・白斑・乳腺炎)
*食事・薬に注意が必要
*授乳間隔が短い
=人に預けられない
今日は、デメリットである「母乳の授乳間隔が短い」について、さらに母乳を出しやすくする対策について詳しく書いていきます!
それでは行きましょう。
授乳は3時間置き?
「授乳は3時間置きに行う」と聞いたことがある人も多いと思います。
てくてくも聞いたことがあり、3時間置きならどうにかなるかな、と思っていました。
しかし、これは一定量あげられるミルクをあげた場合の話。
(ミルクをあげる以外にも、おむつ替えたり色々あるので、3時間寝れる訳ではないですが…)
母乳育児をする場合、これはまったく当てはまらないんだそうです。
母乳育児の授乳間隔
母乳の量は、出産後2~3日は数滴程度しか出ないそうです。
産んだらすぐにドバドバ出るということはないんだとか。
また、生まれてすぐの赤ちゃんは母乳を上手に飲めない。
そのため、授乳1回あたりの量が必然的に足りなくなります。
母乳が少ないと赤ちゃんはお腹が空くので、
寝てくれない→授乳する→足りないので泣く→授乳する…
の無限ループになります。
母乳育児の場合の授乳間隔が、個人差はあれどだいたい30分~1時間毎。
では、
母乳量が増えて、量が足りればもっと寝てくれる?
いえ、母乳をあげ続ける限り、永遠に間隔は30分~1時間毎です!
にわかには信じがたい、恐ろしい情報です。
離乳するまでこの間隔で授乳する場合、人に預けるリミットは30分~1時間以内。
美容院に行ったり、ちょっとした買い物すら行けないですよね…
これを補なうためにも、ミルクを一定量飲ませることが大事だとか。
母乳育児は、お母さんの気力・根性・体力のすべてが揃わないと出来ないそうです。
また、授乳は「赤ちゃんが飲みたいと要求→お母さんが授乳する」を繰り返して安定していきます。
授乳に関しては赤ちゃんもお母さんも初心者。
赤ちゃんが飲む量と、母乳の出る量のバランスが整い軌道に乗るには3か月ほどかかります。
毎日ずーっと行う作業だと思うと、かなり長いようにも感じます。
焦らず、頑張らず。
お母さんも赤ちゃんも一緒に上達していくしかないですね。
3時間以上寝る赤ちゃんの場合
たまに母乳でも3時間以上寝る赤ちゃんがいるそうです。
実は、てくてく自身もそうだったらしい。
母は「生きてるかな?」と不安になるくらい良く寝ていたそう。
お母さん的にはラッキーなんじゃないかと思っていたのですが…
3時間以上寝る赤ちゃんは、頻繁に泣く赤ちゃんより注意が必要です!
赤ちゃんは母乳により栄養を得ているので、授乳量・回数が少ないと必然的に水分・栄養不足になってしまいます。
栄養が足りないと、体重が増えない=体力が増えないので泣く力も無くなってしまいます。
泣く力が無くなることは一番避けたい。
泣けないということは、母乳を得られない負のスパイラルに陥り、脱水・脳発達の遅れ・筋肉がつかないということにつながります。
筋肉がつかないと、首の座りが遅くなったり、寝返りが出来ないということにつながります。
というわけで、3時間以上寝る場合は、大人が起こして授乳を促さないといけないそうです。
赤ちゃんに起こしてもらう気満々でした。
まさか起こさないといけないとは…汗
「3時間毎の授乳」とは、「3時間以上間隔をあけない様に授乳をする」という意味だったんですね。
一方で、あげすぎも良くないそうで、授乳回数は母乳の量と赤ちゃんの体重によって変えていく必要があります。
助産師さんに相談しながらの育児になります。
母乳不足のサイン
では、母乳不足の時はどんなサインがあるのでしょうか。
サインは以下の通りです。
*体重の増えが悪い(目安は30g/日 以下)
*機嫌が悪い・飲んでもすぐに泣く
*お乳に長く吸い付いている・お乳から離すと泣く
*授乳間隔が1時間程度しかもたない
母乳を出すために、産前から出来ること
母乳はもともと血液から作られます。
母乳で育てたい場合、より多くの母乳を出すために、産前から出来ることがあります。
*体を締め付けないブラジャーをつける
*油・甘いもの・乳製品を摂りすぎないようにする
*血流を良くする(湯舟につかる・足湯をするなど)
助産師おすすめの授乳ブラは?
妊娠前に比べ、バストがサイズアップした方も多いと思います。
てくてくも、今までのインナーでは合わなくなり、ブラジャー難民となりました。
助産師さんおすすめのブラジャーは、UNIQLOのワイヤレスブラ・ビューティーソフト。
伸びがよく、縫い目が裏側にないのでおすすめだそうです。
てくてくはサイズがなかったので、残念ながら購入しませんでした。
お値段も1,990円と魅力的です。
てくてくは、妊娠初期あたりから、ブラをつけると痒みが出てしまい、つい最近までは出来るだけノーブラで過ごしていました。
皮膚科の先生によると、血流が良くなって痒くなるそうです。
薬を塗るほどでもなく、保湿をしっかり行い、家ではノーブラで居るように言われました。
しかし、なんとなく垂れてきた感があり、右胸には妊娠線らしき赤い線が出来てしまいました。
これはマズいと思い、痒さを諦めてノンワイヤーのブラを購入しました。
ネットで下調べをして、スウィートマミーのノンワイヤーブラがか高評価だったので、試しに買ってみました。
ちょっと予算外の値段だったのですが、この授乳ブラは意外と良かったです。
痒さも、お風呂上りを除けばありません。
店舗には置いていない大きめサイズも扱っているので、大変助かりました。
短い間だし、ブラジャーはケチりたい対象だったのですが、やはりお値段は大事ですね。
安いブラを何着も買って、現在はどれもキツくて着ていないのです。
それなりの品質のものが欲しければ、それなりに出さないといけないですね。
産前産後のNG習慣・GOOD習慣
また、産前産後共に避けたほうがいいことがこちら。
*生足
*素足
*冷たい飲みもの・食べ物
*甘いもの
*乳製品
*レッグウォーマー
*腹巻
*温かい飲み物・食べ物
*湯舟につかる・足湯をする
最後に
いかがでしたでしょうか。
てくてくは初めての出産なので、初めて聞いたことがたくさんありました。
授乳ブラについては、もっと早く知っておきたかった!
また、母親学級の時のてくてくの恰好は生足・素足でした。
もともと暑がりなのに、妊娠してからさらに暑がりになってしまい…
体は熱いのに、脛あたりはひんやり冷えていたので、きっと良くないんだと思います。
母乳を出すためには、多少の我慢も必要なんですね。
これからどんどん暑くなりますが、素足で歩かないように気を付けたいと思います!
それではまた明日。
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